トラブル対処
歯科医院のホームページが重い・表示が遅い時の原因と対処|症例写真や医院紹介の動画を見直す
「医院のホームページ、スマートフォンだと開くまでに時間がかかりますね」と患者さんに言われた。院長ご自身も、予約ページを開こうとして待たされることがある。歯科医院のホームページは、院内の写真や設備の紹介、症例の写真、医院紹介の動画など、画像や動画が多くなりがちです。表示が遅いと、予約の途中であきらめてしまう患者さんもいらっしゃいます。この記事では、重くなる原因の見当のつけ方と、作り直さずにできる対処をお伝えします。
表示が遅いと何が困るのか
ホームページの表示が遅いと、まず困るのは患者さんです。歯が痛くて近くの歯科医院を探している方は、検索結果からいくつかの医院のホームページを開いて、診療時間や予約の空きを見比べます。そのとき、なかなか開かないページは、待たずに閉じられてしまうことがあります。
- 新しい患者さん:検索から開いたときに表示が遅いと、別の医院のページに移ってしまう
- 通院中の患者さん:Web予約の画面が重いと、途中であきらめて電話をかけてくる
- 受付スタッフ:お知らせの更新画面が重く、休診の案内を出すのに時間がかかる
また、表示が急に遅くなった場合は、ホームページに何か変化が起きているサインのこともあります。単なる写真の多さなのか、それ以外の原因なのかを見分けることが大切です。
まず「いつから」「どこが」遅いかを確かめる
原因を探す前に、どのような遅さなのかを確かめましょう。次の点をメモしておくと、制作会社にも伝えやすくなります。
- いつから遅いかを思い出す前からずっと遅いのか、ある日を境に急に遅くなったのかを確かめます。急に遅くなった場合は、その前後にしたことを振り返ります。
- どのページが遅いかを確かめるトップページ、医院紹介、症例紹介、Web予約など、ページごとに開いてみて、特に遅いページを見つけます。
- 端末と通信を変えて試すパソコンとスマートフォン、院内のWi-Fiと携帯電話の通信で、それぞれ開いて比べます。
- 時間帯を変えて試す朝と夕方など、時間帯によって遅さが変わるかを見ます。
ある日を境に急に遅くなり、見覚えのない広告やページが出るようになった場合は、改ざんの可能性もあります。その場合は歯科医院のホームページが乗っ取られていないか確かめる方法もあわせて確かめてください。
貴院のホームページは大丈夫?
アドレスを入れるだけで、ニュースになった弱点に当てはまりそうか・鍵マークは大丈夫かなどを約10秒で自動診断します。
歯科医院のホームページが重くなる主な原因
ずっと遅い、またはページによって遅い場合は、次のような原因がよく見られます。
| 原因 | よくある場面 | 見直し方の方向 |
|---|---|---|
| 写真が大きすぎる | 一眼カメラで撮った院内写真や症例写真をそのまま載せている | 表示に合った大きさに縮めてから載せ直す |
| 動画の自動再生 | トップページで医院紹介の動画が自動で流れる | 自動再生をやめる、動画は別ページにする |
| 使わない部品が残っている | 以前使っていたSNSの埋め込みや、使わなくなったプラグイン | 役割を確かめて外す |
| 土台やサーバーが古い | PHPが古い、サーバーの契約が最小限のまま | PHPの更新、サーバーの見直しを相談する |
歯科医院では、設備やチェアの写真、スタッフの集合写真、症例の写真など、写真を見せたい場面が多くあります。写真を減らす必要はありませんが、表示に必要な大きさに縮めてから載せるだけで、軽くなることがよくあります。
症例写真を載せる場合
症例の写真やビフォーアフターの写真の掲載には、医療広告ガイドラインの決まりが関わります。表示の速さとは別に、載せ方に迷う場合は所管の保健所等にご確認ください。
院内でできることと、制作会社に頼むこと
原因によって、院内でできることと、制作会社に頼んだほうがよいことがあります。
- 院内でできること:これから載せる写真は、スマートフォンの縮小機能などで小さくしてから載せる。お知らせやブログに大きな写真を何枚も貼らない
- 院内でできること:古いお知らせに付いた大きな写真を、必要なものだけ残して整理する
- 制作会社に頼むこと:すでに載っている写真をまとめて軽くする
- 制作会社に頼むこと:トップページの動画の自動再生をやめる、使っていない部品を外す
- 制作会社に頼むこと:PHPのバージョンやサーバーの性能を確かめ、必要なら更新する
土台のPHPが古いと、表示が遅くなるだけでなく、弱点が残ったままになることもあります。2026年10月にはPHPの深刻な弱点が公表され、IPA(情報処理推進機構)が注意喚起を出しました。PHPの確かめ方はPHPの脆弱性、歯科医院のホームページは何を確かめる?で解説しています。
見落としやすい点
使っていないように見える部品でも、予約ボタンや問い合わせフォームに関わっていることがあります。外す前に、制作会社に役割を確かめてください。
院内で写真を載せる人が何人かいる場合は、写真の大きさの決まりを紙1枚にまとめて共有しておくと、誰が載せても重くなりにくくなります。新しく入ったスタッフにも伝わるよう、お知らせの更新手順と一緒にしておくとよいでしょう。
見直したあとに確かめること
写真を軽くしたり部品を外したりしたあとは、次の点を確かめてください。
- スマートフォンの携帯電話の通信で、トップページとWeb予約のページが開くまでの時間が短くなったか
- 写真がぼやけたり、表示が崩れたりしていないか
- Web予約、問い合わせフォーム、求人の応募フォームが正しく動くか
- 外した部品の代わりに必要な表示が消えていないか
スマートフォンで表示が崩れている場合は、スマートフォンで歯科医院のホームページが崩れる時の確かめ方も参考にしてください。
遅くなる変化に早く気づくために
ホームページの表示の遅さは、写真を少しずつ追加していくうちに、気づかないまま進んでいくことがあります。また、急に遅くなった場合は、改ざんなどのサインのこともあります。
HPドクターの「AIみまもり」は、AIが貴院のホームページを週3回(月・水・金)診断し、変化があった時だけお知らせします。表示の遅さや写真の載せ方で迷ったときは、AIにそのまま相談できます。料金は月額1,500円で、14日間は無料です。今の制作会社との契約はそのままでかまいません。
まずは無料の自動診断で今の状態を確かめ、続けて見守りたい場合は14日間無料のAIみまもりをお試しください。人に相談したい方は、無料で担当者にご相談いただけます。
まずは14日間、AIに見守らせてください
今の制作会社との契約はそのままで、貴院のサイトをAIが週3回診断し、変化があった時だけお知らせします。人に相談したい方は、無料で担当者にご相談いただけます。
14日間無料で始める まずは人に相談するよくあるご質問
写真を減らさないと、表示は速くなりませんか?
写真の数を減らさなくても、一枚ずつを表示に必要な大きさに縮めるだけで軽くなることがよくあります。まずは大きすぎる写真がないかを制作会社に確かめてもらってください。
医院紹介の動画は載せないほうがよいですか?
載せてもかまいませんが、トップページで自動再生すると表示が重くなりやすいです。押したときだけ再生する形にしたり、動画は別のページに置いたりすると負担を減らせます。
急に遅くなりました。何か問題が起きているのでしょうか?
サーバー側の一時的な不調のこともあれば、改ざんなど別の原因のこともあります。見覚えのない広告やページが出ていないかも確かめ、気になる場合は制作会社に調べてもらってください。
サーバーを変えれば速くなりますか?
サーバーの性能が原因であれば改善することがありますが、写真の大きさや部品が原因の場合は変わらないこともあります。原因を確かめてから、制作会社と相談して決めてください。
ブログやお知らせの写真は、どのくらいの大きさで載せればよいですか?
ホームページの表示の幅に合った大きさで十分なことが多いです。具体的な大きさは作りによって違うので、制作会社に「お知らせに載せる写真はどのくらいに縮めればよいか」を聞いて、院内で共有しておくと迷わずに済みます。
この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。

