トラブル対処
スマートフォンで歯科医院のホームページが崩れる時の確かめ方|診療時間表や予約ボタンが見づらい
患者さんから「スマートフォンで見ると診療時間の表が切れていて、土曜日がやっているのか分かりません」と言われた。受付スタッフが自分のスマートフォンで見たら、Web予約のボタンが画像と重なって押しにくくなっていた。歯科医院のホームページは、多くの患者さんがスマートフォンから見ています。この記事では、スマートフォンで表示が崩れる原因の見当のつけ方と、院内で確かめる手順をお伝えします。
スマートフォンで崩れると困る場所
歯科医院のホームページで、スマートフォンでの表示が崩れて特に困るのは、患者さんが来院前によく見る場所です。
- 診療時間表:横に長い表が画面からはみ出し、土曜日や夕方の診療が読めない
- Web予約のボタン:ほかの画像や文字と重なり、押せない・押しにくい
- 電話番号:押しても電話がかからない、文字が小さくて読めない
- アクセスの地図:地図が表示されない、画面の外にはみ出す
- 休診のお知らせ:トップページのお知らせ欄が隠れて見えない
パソコンで見ると問題がないため、院内では気づきにくいのがスマートフォンの表示崩れの難しいところです。院長や事務長がパソコンでホームページを確かめている医院ほど、患者さんに言われて初めて気づく、ということが起きがちです。
院内でスマートフォンの表示を確かめる手順
まずは、患者さんと同じようにスマートフォンでホームページを見てみましょう。受付スタッフ数人に協力してもらうと、機種による違いも分かります。
- 違う機種で開く院長、受付スタッフなど、何人かのスマートフォンで開きます。機種や画面の大きさが違うと、崩れ方が違うことがあります。
- 縦向きと横向きで見るスマートフォンを縦にした場合と横にした場合の両方で、表示を確かめます。
- よく見られるページを順に開くトップページ、診療時間、アクセス、Web予約、自費診療の説明、求人のページを開きます。
- 押してみる予約ボタン、電話番号、問い合わせのボタンを実際に押して、正しく動くかを確かめます。
- 崩れている画面を撮る崩れている場所は画面の写真を撮り、機種名とページのアドレスをメモします。
ポイント
文字の大きさを大きく設定しているスマートフォンでは、表示が崩れやすくなります。ご高齢の患者さんは文字を大きくしていることが多いので、文字を大きくした設定でも一度確かめておくと安心です。
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表示が崩れる主な原因
スマートフォンで表示が崩れる原因は、いくつかの種類に分けられます。崩れ始めた時期によって、見当をつけることができます。
| 崩れ始めた時期 | 考えられる原因 | 直し方の方向 |
|---|---|---|
| 前からずっと | ホームページがスマートフォン向けの作りになっていない | スマートフォンで見やすい作りに直すことを相談する |
| お知らせを更新した後から | 貼り付けた表や大きな画像が画面からはみ出している | 表を画像にしない、画像の大きさを直す |
| 部品を更新した後から | プラグインやテーマの更新の影響 | 更新内容を確かめて調整する |
| 特定の機種だけ | 画面の大きさや、文字の大きさの設定 | どの機種で崩れるかを伝えて調整する |
院内でお知らせを書くとき、診療時間の表を別のソフトで作って画像にしたり、横に長い表をそのまま貼ったりすると、スマートフォンで崩れる原因になります。休診や診療時間の変更を書くときは、表よりも短い文章で書くほうが、スマートフォンでは読みやすくなります。
制作会社への伝え方
制作会社に直してもらうときは、次の内容を伝えると、どこを直せばよいか伝わりやすくなります。
- 崩れているページのアドレス
- 崩れている場所(診療時間表、予約ボタンなど)と、画面の写真
- 崩れていた機種と、縦向き・横向きのどちらか
- いつから崩れているか、直前に何か更新したか
- 特に急いで直してほしい場所(予約ボタンや電話番号など)
プラグインの更新のあとに崩れた場合は、更新の影響が考えられます。更新の進め方は予約カレンダーやフォームのプラグイン、更新しないとどうなる?で解説しています。表示が崩れるだけでなく、ページを開くのが遅い場合は歯科医院のホームページが重い・表示が遅い時の原因と対処もあわせてご覧ください。
見落としやすい点
スマートフォンで見たときだけ、知らない広告が出たり別のサイトに移動したりする場合は、表示崩れではなく改ざんの可能性があります。歯科医院のホームページが乗っ取られていないか確かめる方法を確かめてください。
直してもらったあとは、同じ崩れが繰り返されないよう、院内でお知らせを書くときの注意点も制作会社に聞いておきましょう。たとえば、診療時間の変更は決まった書き方で書く、写真は決まった大きさに縮めてから載せる、といった簡単な決まりがあるだけでも、崩れはぐっと起きにくくなります。
直るまでの間にできること
直るまでに時間がかかる場合は、患者さんが困らないように次の工夫をしておきましょう。
- 電話で問い合わせがあったら、診療時間と予約の受け付け方を口頭で案内する
- トップページの目立つ場所に、診療時間と電話番号を短い文章で書いておく
- Web予約のボタンが押せない場合は、予約ページのアドレスを別の場所にも書いておく
- 受付スタッフに、崩れている場所と案内の仕方を共有する
スマートフォンで崩れていたためにWeb予約が使われていなかった、ということもあります。直ったあとは、予約ボタンから予約完了まで、実際にスマートフォンで試しておくと安心です。
表示の変化に早く気づくために
スマートフォンでの表示は、お知らせの更新や部品の更新のたびに変わることがあります。院内で毎回確かめるのは大変ですが、気づかないまま患者さんが困っている状態は避けたいものです。
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14日間無料で始める まずは人に相談するよくあるご質問
パソコンでは問題ないのに、スマートフォンだけ崩れるのはなぜですか?
スマートフォンは画面の幅が狭いため、パソコン向けに作られた表や画像がはみ出しやすくなります。ホームページがスマートフォン向けの作りになっているか、貼り付けた表や画像が大きすぎないかを確かめてください。
診療時間の表は、どう書けばスマートフォンでも見やすくなりますか?
曜日を横に並べた大きな表より、午前・午後に分けた短い表や、文章で書く形のほうが見やすいことがあります。制作会社に、スマートフォンで見やすい診療時間表にしてほしいと相談してみてください。
特定の機種だけで崩れる場合も、直したほうがよいですか?
その機種を使っている患者さんが困っている可能性があるので、直せるなら直しておくと安心です。機種名と画面の写真を制作会社に伝えてください。
スマートフォン向けに作り直す必要がありますか?
崩れ方によっては、部分的な調整で直ることも多いです。前からずっと崩れている場合は作りの見直しが必要なこともあるので、どこまで直す必要があるかを制作会社と相談してください。
院内でお知らせを書くとき、スマートフォンで崩れないようにするコツはありますか?
表を貼り付けるより短い文章で書く、大きな画像は縮めてから載せる、文字だけを画像にしない、の3つを意識すると崩れにくくなります。書いたあとに、スマートフォンでも一度見てから公開する習慣をつけると安心です。
この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。

