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歯科医院のWeb予約、ホームページからの入口が切れていないか確かめる方法
歯科医院のホームページで、患者さんが最後に押すのは「Web予約」か「電話をかける」のボタンです。ところが、予約サービスを乗り換えたあとも古い予約画面へのボタンが残っていた、スマートフォンで電話番号を押しても発信できなかった、というお話をよく伺います。院内では予約が入らないことに気づきにくく、「最近ネット予約が少ない」と感じて初めて分かることもあります。この記事では、ホームページから予約までの入口を、受付で月に一度確かめる方法をご紹介します。
予約の入口は、ホームページの中に何か所もある
歯科医院のホームページでは、予約の入口が一か所だけということはまずありません。トップページの大きなボタン、スマートフォンで画面の下に出る固定ボタン、診療案内のページの最後、矯正やインプラントの説明ページの「無料相談はこちら」、ページの一番下(フッター)など、何か所にも置かれているのが普通です。
入口が多いのは患者さんにとって便利な反面、予約サービスを乗り換えたり、予約画面の住所(URL)が変わったりしたときに、直し漏れが出やすいという弱点があります。トップページは直したのに、自費診療の説明ページの中のボタンだけ古い画面につながったまま、ということが起こるのはこのためです。
予約サービスの側で古い画面が閉じられていれば「ページが見つかりません」と表示されますし、古い契約が残っていれば、誰も見ていない予約画面に予約が入ってしまうこともあります。どちらも、院内からはなかなか気づけません。
予約が入らなくなったとき、院内では「たまたま少ない時期なのだろう」と考えがちです。ネット予約が減ったと感じたら、季節や地域の事情を考える前に、まず入口が正しくつながっているかを確かめてみてください。原因が入口の切れ目なら、直せばすぐに元に戻ります。
予約まわりで起きやすい行き違い
予約の入口で起きることは、だいたい次のどれかです。貴院のホームページに当てはまるものがないか、思い浮かべながらご覧ください。
| 起きやすいこと | きっかけ | 気づき方 |
|---|---|---|
| 古い予約画面につながる | 予約サービスの乗り換え・契約の切り替え | ボタンを一つずつ押して確かめる |
| 電話番号を押しても発信できない | 番号を画像で載せている、番号の変更 | スマートフォンで押してみる |
| 予約の通知が届かない | 通知先のメールアドレスの変更・退職 | テスト予約をして受付で確かめる |
| 確認メールが患者さんに届かない | 送信元の設定の変更 | 自分のアドレスでテスト予約する |
| 休診日に予約が入る | 予約サービス側の休診設定の漏れ | 休み前に予約画面のカレンダーを見る |
見落としやすいのが通知先のメールアドレスです。予約が入ると医院に知らせが届く仕組みの場合、その通知先が、退職したスタッフのアドレスや、今は見ていない古いアドレスのままになっていることがあります。予約そのものは入っているのに、受付が気づかず、患者さんが来院して初めて分かる、ということも起こり得ます。
見落としやすい点
相談フォームや問い合わせフォームも同じです。ホームページから送られた相談が、誰のメールに届いているのかを一度確かめておきましょう。
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受付で月に一度できる点検の手順
予約の入口の点検は、特別な知識がなくてもできます。受付の方にお願いする場合は、次の手順をそのまま渡してください。所要時間は15分ほどです。
- スマートフォンでトップページを開く院内のWi-Fiではなく、携帯電話の回線で開くと、患者さんと同じ状態で確かめられます。
- 予約ボタンを全部押すトップ、固定ボタン、診療案内、自費診療の説明ページ、フッターなど、目についた予約ボタンを一つずつ押し、今使っている予約画面が開くか確かめます。
- 電話番号を押す電話番号を押して発信画面になるかを確かめます(実際にかける必要はありません)。
- テスト予約をして通知を確かめる予約サービスにテスト用の予約を入れる方法があれば、予約を入れて医院に通知が届くか、確認メールが届くかを見ます。終わったら予約を取り消します。
- 結果を記録するどのボタンを押したか、問題があったかを点検表に書き残します。問題があれば、ページ名とボタンの場所を制作会社に伝えます。
テスト予約の方法は予約サービスによって違います。予約サービスの管理画面や案内をご確認ください。テスト予約が難しい場合は、通知先のメールアドレスが今使っているものになっているかだけでも、管理画面で確かめておくと安心です。
予約サービスを乗り換えるときに気をつけること
予約サービスの乗り換えは、入口の直し漏れが最も起きやすい場面です。乗り換えの前に、次の点を整理しておきましょう。
- ホームページの中で、予約画面につながっているボタンとリンクを全部書き出しておく
- 新しい予約画面の住所(URL)が決まったら、書き出した全部の場所を同じ日に差し替える
- 古い予約サービスは、差し替えが終わったのを確かめてから解約する(先に解約すると、その間の予約が届かない)
- 医院への通知先と、患者さんへの確認メールの送信元を設定する
- 地図の情報や、ほかの紹介ページに載せている予約の住所も差し替える
制作会社にボタンの差し替えを頼む場合は、「トップページの予約ボタンを差し替えて」ではなく、「ホームページ内のすべての予約ボタンを新しい住所に差し替えて」と頼むのがコツです。一か所だけ直して終わり、という行き違いを防げます。
休診の前は、予約サービス側の休診設定も忘れずに行いましょう。段取りは年末年始・お盆の休診のお知らせ、ホームページの直し方と消し忘れ対策でまとめています。そのほかに月に一度見ておきたい場所は歯科医院のホームページ、月に一度の点検で見る場所チェックリストをご覧ください。
予約まわりの相談先を決めておく
予約の入口は、ホームページの制作会社、予約サービスの会社、医院の受付と、関わる人が分かれています。そのため、何か起きたときに「どこに聞けばいいのか分からない」となりがちです。ボタンの差し替えは制作会社、予約枠や通知の設定は予約サービス、といった具合に、相談先を一覧にしておくと迷いません。
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14日間無料で始める まずは人に相談するよくあるご質問
予約ボタンはいくつ置くのがよいですか?
数の決まりはありません。多いほど患者さんは予約しやすくなりますが、乗り換えのときに直す場所も増えます。どこに置いたかを一覧にしておくことが大切です。
テスト予約をしても問題ありませんか?
予約サービスによっては、テスト用の予約や管理者による仮予約ができます。方法は予約サービスの案内をご確認ください。入れたテスト予約は、確認が終わったら忘れずに取り消してください。
電話番号を画像で載せているのはよくないですか?
画像の電話番号はスマートフォンで押しても発信できないため、患者さんが番号を打ち直す手間がかかります。文字で載せ、押すと発信できる形にしておくと親切です。
予約の通知が届かない時はどこに聞けばよいですか?
通知の設定は予約サービスの管理画面で行うことが多いため、まずは予約サービスの会社にご確認ください。ホームページのボタンのつながり先の問題であれば、制作会社に相談します。
この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。

