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歯科医院のホームページ、祝日と休診日が重なる年の表示の注意点
「祝日は休診」とホームページに書いている歯科医院は多いですが、祝日の日付は年によって変わり、貴院が普段休みにしている曜日と重なる年もあれば、祝日に診療する年もあります。表示と実際の診療日がずれると、患者さんの来院トラブルにつながります。確認の仕方をまとめました。
祝日は毎年同じ曜日にならない
成人の日・海の日・敬老の日・スポーツの日など、いくつかの祝日は「○月の第○月曜日」という決め方になっており、年によって日付が変わります。貴院が月曜を定休日にしている場合、こうした祝日の月曜と定休日が重なる年もあれば、祝日ではない別の月曜が定休日になる年もあります。
一方で、祝日に合わせて特別に診療時間を変える、あるいは祝日でも通常どおり診療する、という医院もあります。どちらの方針であっても、ホームページに「祝日は休診」とだけ書いていると、その年の実際の診療日と食い違う場合があります。
祝日が関わる日は1年の中で16日前後あり、そのうち何回が貴院の定休日と重なるかは年によって変わります。例えば定休日が木曜の医院であれば、ある年は3回重なり、翌年は1回しか重ならない、ということも起こります。このずれに気づかないまま毎年同じ表示を使い続けている医院も少なくありません。
振替休日にも同じ注意が必要です。祝日が日曜にあたる年は、翌月曜が振替休日になります。貴院が月曜定休であれば、連休が1日長くなるだけですが、月曜が診療日の医院では、振替休日の月曜も通常診療にするのか、休診にするのかを事前に決めて、ホームページに反映しておく必要があります。
| 医院の方針 | 表示で気をつけたいこと |
|---|---|
| 祝日は休診にしている | 定休日と祝日が重なっていない週は、通常どおり診療することが伝わるようにする |
| 祝日も診療している | 「祝日は休診」という昔の表記が残っていないか確かめる |
| 祝日によって対応を変えている | 年ごとのカレンダーで、具体的な日付を示す |
表示が食い違うとどんなトラブルが起きるか
ホームページの診療時間ページに「月曜定休」とだけ書かれている場合、患者さんは今日が祝日かどうかに関係なく「月曜だから休み」と判断してしまいます。逆に「祝日は休診」とだけ書かれていて、実際には祝日でも通常診療している場合は、せっかく来院しようとした患者さんが、来なくてよい日に来院を控えてしまうこともあります。
- 患者さんが来院して「休診だった」と気づき、空振りになってしまう
- 電話で確認する手間が増え、受付の対応が増える
- Googleビジネスプロフィールの営業時間と、ホームページの表示が違っている
- 予約システム上では予約が取れるのに、実際は休診にしていた
特に自費診療の相談や、久しぶりに来院する患者さんは、ホームページの診療時間表を見て来院日を決めることが多いため、表示のずれの影響を受けやすくなります。普段から電話で確認する患者さんが多い医院でも、受付の電話対応が増える分、他の業務に手が回らなくなることがあります。
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年ごとのカレンダーで確認する習慣をつける
祝日と定休日が重なるかどうかは、年の始めに1年分まとめて確認しておくと、後から慌てずに済みます。次のような手順で確認するとよいでしょう。
- 1年分の祝日をカレンダーで洗い出す翌年分の祝日一覧を確認し、貴院の定休日と重なる日・重ならない日を書き出します。
- 重ならない祝日の診療方針を決める祝日でも定休日でなければ通常診療とするのか、特別休診にするのかを院内で決めます。
- ホームページの表記を見直す「祝日は休診」のような固定の文言ではなく、具体的な日付を示すカレンダー形式の表示に変えられないか検討します。
- Googleビジネスプロフィールと内容をそろえるホームページの表示を直したら、Googleビジネスプロフィールの営業時間や臨時休業の設定も同じ内容に更新します。
年末年始やお盆の休診案内との違い
年末年始やお盆のように毎年ほぼ同じ時期に休診する場合の案内の出し方は、歯科医院の年末年始・お盆の休診のお知らせ、ホームページの直し方と消し忘れ対策でご紹介しています。あちらは「決まった時期にまとめて休診する」ケースの消し忘れ対策が中心ですが、今回ご紹介した祝日と定休日の重なりは、1年の中で複数回、しかも年によって日付が変わる点が異なります。
設備点検などで年末に特別休診をとる場合の案内は、歯科医院のホームページ、年末の設備点検・休診のお知らせの出し方も参考になります。休診のお知らせは種類によって性質が異なるため、それぞれ別の場所で管理しておくと、どれを直し忘れているか分かりやすくなります。
分院を持つ医院では、分院ごとに定休日が異なる場合、祝日との重なり方も分院ごとに変わります。1つの分院の表示だけを直して、他の分院の表示を直し忘れる、という事態が起きやすいため、分院がある場合は特に注意して確認しましょう。
ホームページの制作会社に更新を依頼している医院では、祝日の重なりのような細かい変更は後回しにされがちです。年始にまとめて1年分の診療カレンダーを依頼しておくと、都度の連絡をしなくても済み、制作会社側も作業をまとめて進めやすくなります。
待合室に貼る紙の診療カレンダーと、ホームページの表示がずれていると、患者さんによって伝わる情報が変わってしまいます。院内に貼る掲示物を作る際は、ホームページの表示内容を元にして作る、という順番を決めておくと、食い違いが起きにくくなります。
定期的な見直しで表示のずれを防ぐ
祝日と定休日の重なりは、1年の中で何度も起きることなので、年に一度まとめて確認するだけでなく、月に一度ホームページを点検する際に、翌月の祝日と診療日を見比べる習慣をつけておくと安心です。
診療時間ページやお知らせの表示が実際と合っているか不安な場合は、無料の自動診断をご利用ください。アドレスを入れるだけで、約10秒で気になる点を確かめられます。
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祝日と定休日が重なるかどうかは、どこで確認すればよいですか?
国民の祝日は内閣府などが公開しているカレンダーで確認できます。翌年分を年始にまとめて確認しておくと安心です。
「祝日は休診」という表記をやめて、カレンダー形式にする必要がありますか?
必須ではありませんが、年によって表示と実際の診療日がずれやすい医院は、具体的な日付を示すカレンダー形式のほうが患者さんに伝わりやすくなります。
Googleビジネスプロフィールとホームページ、どちらを先に直せばよいですか?
どちらが先でも構いませんが、両方の内容が同じになるよう、直した日に両方を確認する習慣をつけるとよいでしょう。
祝日によって診療時間だけ短くする場合、どう表示すればよいですか?
「祝日は午前のみ診療」など、具体的な時間を示しておくと、患者さんが来院する時間を判断しやすくなります。
毎年同じ対応をしているのに、表示を見直す必要はありますか?
対応が同じでも、祝日の日付自体は毎年変わるため、カレンダー形式で表示している場合は年に一度の更新が必要です。
この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。


