HPドクター歯科医院のホームページのかかりつけ医 無料で始める

歯科医院のルール

歯科医院のホームページ、自由診療の矯正治療について書く時に気をつけたい表現

公開 2026年11月5日 約4分で読めます

矯正治療は、多くの歯科医院で自由診療として案内されている治療です。見た目の変化を伝えたい一方で、ホームページでの表現には注意したい点がいくつかあります。矯正治療のページを作る、あるいは見直す時に確認しておきたい表現の考え方をまとめました。内容の最終的な判断は、所管の保健所等にご確認ください。

矯正治療のページは、自由診療の中でも表現に気を配りたい分野

矯正治療は、見た目の変化を患者さんに伝えたいという気持ちから、写真や言葉での説明に力を入れやすい分野です。一方で、見た目の変化を強く印象づける表現は、医療広告に関する決まりの対象になりやすいとされています。矯正治療のページを作る、あるいは見直す時は、他の診療内容のページよりも少し丁寧に表現を確認しておくと安心です。

特に、治療前後の写真を並べて見た目の変化を見せる表現、体験した患者さんの感想をそのまま載せる表現は、慎重に扱う必要があるとされています。載せる場合に必要な説明が足りているか、慌てて公開する前に見直しておきましょう。

医療広告に関する決まり全体の考え方については、医療広告ガイドラインと歯科医院のホームページ、表現の見直し方でも紹介しています。この記事では、矯正治療のページに特有の注意点を中心にまとめます。

矯正治療のページは、院長が開設時に一度書いたままになっていることも多く、その後の広告に関する考え方の変化が反映されていない場合もあります。新しく書く場合だけでなく、以前から公開しているページについても、同じ視点で見直しておくことをおすすめします。

見直しておきたい表現の例

矯正治療のページを見直す時は、次のような表現が使われていないかを確認します。

  • 「必ずきれいになる」など、結果を保証するような言い切りの表現
  • 他院や他の治療法と比べて優位性を強調する表現
  • 治療にかかる期間や回数を、誰にでも当てはまるかのように断定する表現
  • 痛みや違和感がほとんどないと強調しすぎる表現

矯正治療は、歯の動き方や治療の進み方が一人ひとり違うため、期間や結果をあらかじめ断定して伝えることは難しい治療です。ページの表現も、それぞれの患者さんの状態によって治療の進み方が異なることが伝わる書き方にしておくと、誤解を招きにくくなります。

装置の種類によって見た目や費用が変わる場合も、それぞれの特徴を並べて説明するだけにとどめ、どちらが優れているかを断定する書き方は避けましょう。装置を選ぶ基準は、実際には診察や相談を通じて患者さんごとに決まるものであることが伝わるようにしておくと、落ち着いた印象のページになります。

治療前後の写真を使う時に確認したいこと

矯正治療のページでは、治療前後の写真を使いたい場面が多くあります。使う場合は、次の点を確認しておきましょう。

確認する点見ておきたいこと
患者さんの同意写真を使うことについて、患者さんから同意を得ているか
必要な説明の記載治療の内容、期間、費用、リスクなど、必要とされる説明が添えられているか
個人を特定できる情報顔が分かる範囲の写真を使う場合、特定につながる情報が写っていないか
掲載期間の見直し時間が経った写真を、そのまま使い続けていないか

症例写真の扱い全体の決まりについては、歯科医院のホームページに症例写真を載せるとき、確かめたい決まりと手順にもまとめています。写真の扱いに迷う場合は、掲載を見送るという判断も一つの方法です。

貴院のホームページは大丈夫?

アドレスを入れるだけで、ニュースになった弱点に当てはまりそうか・鍵マークは大丈夫かなどを約10秒で自動診断します。

料金やリスクの説明を忘れずに添える

自由診療にあたる矯正治療は、料金やリスクについての説明が必要とされています。価格の表示だけでなく、治療にかかる主な費用の範囲や、考えられるリスク・副作用についても、分かりやすい言葉で添えておきましょう。自由診療ページに必要な項目については、歯科医院のホームページ、自費診療ページに入れておきたい項目でも紹介しています。

表現に迷ったら公開を急がない

矯正治療のページは、慌てて公開するよりも、院内で一度読み合わせをしてから公開することをおすすめします。判断に迷う表現は、まとめて所管の保健所等に確認し、確認した内容を記録しておくと、次に見直す時にも役立ちます。

費用については、矯正治療の内容によって幅があることも多いため、「〇〇円から」と範囲で示す場合でも、どのような場合に費用が変わるのかが分かる説明を添えておくと、相談に来られた患者さんとの行き違いを防ぎやすくなります。

迷った時は

矯正治療のページは、見た目の変化を伝えたい気持ちと、誤解を招かない表現との両立が求められる分野です。断定的な言い切りや写真の扱いを見直すだけでも、落ち着いた印象のページに近づきます。

矯正治療のページを見直す流れを示す図。言い切りの表現を探す、写真と同意の有無を確認する、料金とリスクの説明を添えるという3段階を示している
矯正治療ページを見直す3段階

ページの表現が今の決まりに合っているか、自分で確かめるのが難しい場合は、無料の自動診断で全体の状態を確かめてみることもできます。表現の判断に迷う場合は、専門家や所管の保健所等にご相談ください。HPドクターでは、今の制作会社との契約はそのままで、AIが貴院のホームページを週3回診断し、変化があった時だけお知らせするAI相談プランを14日間無料でお試しいただけます。人に相談したい方は、無料でご相談いただけます。

まずは14日間、AIに見守らせてください

今の制作会社との契約はそのままで、貴院のサイトをAIが週3回診断し、変化があった時だけお知らせします。人に相談したい方は、無料で担当者にご相談いただけます。

14日間無料で始める まずは人に相談する

よくあるご質問

矯正治療の治療前後の写真は、載せてはいけませんか?

一律に禁止されているわけではありませんが、必要な説明や同意の有無など、確認すべき点が多い表現です。掲載する場合は、所管の保健所等にも確認しながら慎重に進めましょう。

治療期間の目安を書いても大丈夫ですか?

一般的な目安として伝えることはできますが、誰にでも当てはまるかのような断定は避け、実際には個人差があることが伝わる書き方にしておくと安心です。

料金はいくらから、という書き方は問題ありませんか?

金額の表示自体は行われていますが、自由診療に必要とされる他の説明(治療内容、期間、リスクなど)と合わせて記載することが大切です。

すでに公開しているページも見直した方がよいですか?

開設時から表現を見直していないページは、現在の基準で確認しておくことをおすすめします。年に一度の棚卸しの際に合わせて確認するのも一つの方法です。

判断に迷う表現があった場合、誰に相談すればよいですか?

まずは院内で読み合わせをし、判断に迷う表現は所管の保健所等にまとめて確認することをおすすめします。ホームページ制作の専門家に相談することもできます。

この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。