保守の頼み方・選び方
歯科医院のホームページ、予約の電話対応とWeb予約、どちらに力を入れるか
ホームページからのWeb予約を導入する歯科医院が増えていますが、電話での予約対応も引き続き大切にしたい、という声もよく聞きます。どちらに力を入れるべきか悩む前に、それぞれの良さと、医院の状況に合わせた考え方を確認しておきましょう。
電話予約とWeb予約、それぞれの良さ
電話予約は、患者さんの症状や都合を聞きながらその場で調整できることが良さです。急な痛みがある患者さんや、予約の変更を相談したい患者さんにとっては、電話で直接話せる安心感があります。
一方Web予約は、診療時間外でも予約ができ、電話が集中する時間帯の受付の負担を減らせることが良さです。空いている時間帯が一覧で見えるため、患者さんが自分で都合のよい時間を選びやすいという面もあります。
- 電話予約:症状や都合を聞きながら調整できる、急な相談にも対応しやすい
- Web予約:診療時間外でも予約できる、受付の電話対応の負担を減らせる
どちらが優れているというものではなく、患者さんの状況によって向き不向きがあります。初めての来院で症状について相談したい患者さんには電話予約が合っていますが、定期的な検診やクリーニングを決まった周期で予約する患者さんには、空き時間を自分で選べるWeb予約が合っていることが多いようです。
比較して考えたいポイント
| 比較する点 | 電話予約 | Web予約 |
|---|---|---|
| 対応できる時間 | 診療時間内が中心 | 24時間いつでも受け付けられる |
| 受付の負担 | 予約が集中する時間帯に電話が増える | 電話の件数を減らせる |
| 症状の聞き取り | その場で詳しく聞ける | 事前の聞き取りは別の方法が必要になる |
| 高齢の患者さんへの対応 | 操作の不安がなく話しやすい | 操作に慣れていないと利用しづらい場合がある |
| 予約変更のしやすさ | その場で相談しながら変更できる | 画面上で空きがある時間に限られる |
比較の表を見ると分かるように、どちらの予約方法にも、もう一方では補いにくい良さがあります。片方だけに絞るのではなく、医院の状況に応じてバランスを考えることが、この判断の基本になります。
両方を無理なく併用する工夫
- 受付での案内の仕方を決める電話で予約を受けた際、次回からWeb予約も使えることを一言添えるなど、案内の仕方を統一します。
- Web予約の空き状況を電話でも確認できるようにするWeb予約を使わない患者さんにも、電話で同じ空き状況を伝えられるようにしておきます。
- 操作に不安がある患者さんには電話を案内する高齢の患者さんなど、操作に不安がある方には電話予約をそのまま案内し、無理にWeb予約を勧めません。
両方の予約方法を案内する場合は、ホームページ上でどちらも分かりやすい場所に表示しておきましょう。予約ボタンの近くに電話番号も並べて載せておくと、患者さんが自分に合った方法を選びやすくなります。
受付の人数が少ない時間帯は、Web予約に優先して案内する、診療時間の直前は電話での確認を優先するなど、時間帯によって案内の重みを変えている医院もあります。受付の体制に合わせて、無理のない運用の仕方を見つけていきましょう。
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どちらに力を入れるか判断する目安
どちらに力を入れるかは、来院する患者さんの年齢層や、受付の人数によっても変わります。判断の目安をいくつか挙げます。
- 電話が予約時間帯に集中して受付が手一杯になっている場合は、Web予約を増やす方向を検討する
- 高齢の患者さんが多い医院では、電話予約の案内を分かりやすく残しておく
- 自費診療など、事前の相談が必要な予約は電話を中心に案内する
- 初めての来院や急な予約は電話、定期検診の予約はWebという分け方をしている医院もある
判断に迷う場合は、まず小さく試してみる方法もあります。例えば、定期検診の予約だけをWeb予約に案内してみて、患者さんからの反応や受付の負担の変化を見ながら、対象を広げていくかどうかを決めるという進め方です。一度に全部を切り替えるよりも、現場の負担が少なく始められます。
診療科目や時期によって向き不向きがある
一般的な検診やクリーニングと、インプラントや矯正などの自費診療の相談では、予約前に確認したい内容の量が大きく異なります。すべての予約を同じ方法に揃えようとせず、診療の内容によって案内する予約方法を分けることも検討してみましょう。
- 定期検診・クリーニングなど内容が決まっている予約は、Web予約で空き時間を選んでもらう
- 自費診療の初回相談など、事前に詳しく聞きたい予約は電話を案内する
- 繁忙期(長期休暇の前後など)は、電話が集中しやすいためWeb予約の案内を強めに出す
長期休暇の前後は、学校や仕事の休みに合わせて来院したい患者さんからの予約が集中しやすい時期です。この時期だけWeb予約の案内をホームページの目立つ場所に出すなど、時期に応じて案内の出し方を変えるのも一つの工夫です。
選んだ後も見直す習慣を
一度決めた予約方法の案内も、患者さんの年齢層の変化や、受付の体制が変わるのに合わせて見直す機会を作っておきましょう。Web予約を導入した後、実際にどのくらい使われているかを確認してみるのもよいでしょう。
予約システムの導入や切り替えを検討する際は、歯科医院のホームページ、予約システムを乗り換える時に確認したい比較ポイントも参考にしてください。ホームページ全体の見直しに不安がある場合は、14日間無料のAIみまもりで、まずは人に相談していただくこともできます。
電話とWeb予約のどちらに力を入れるかという判断は、一度決めたら変えられないものではありません。医院の状況や患者さんの様子を見ながら、少しずつ調整していく前提で考えておくと、無理のない運用を続けられます。
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14日間無料で始める まずは人に相談するよくあるご質問
Web予約を導入すると、電話予約はやめてもよいですか?
患者さんの年齢層によっては電話での予約を望む方も多いため、いきなりやめるのではなく、両方を案内しながら少しずつ様子を見ることをおすすめします。
高齢の患者さんが多い医院でも、Web予約は必要ですか?
必須ではありませんが、ご家族が代わりに予約を取る場合などに役立つこともあります。電話予約の案内をなくさずに、選択肢の一つとして用意するとよいでしょう。
電話とWeb予約で空き状況がずれることはありますか?
システムの連携が不十分だと、ずれが生じることがあります。導入時に、電話で受けた予約がWeb予約の空き状況にも正しく反映されるか確認しておきましょう。
Web予約の利用状況は、どう確認すればよいですか?
予約システムの管理画面で、予約件数や利用時間帯を確認できる場合があります。制作会社や予約システムの提供元に確認してみましょう。
どちらに力を入れるか迷う場合、まず何から始めればよいですか?
現在、電話とWeb予約それぞれでどのくらい予約が入っているかを1か月ほど記録してみると、医院の状況に合った判断がしやすくなります。
この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。


