HPドクター歯科医院のホームページのかかりつけ医 無料で始める

歯科医院のルール

歯科医院のホームページ、写真や図を使う時の著作権・使用許諾の確認

公開 2026年10月27日 約5分で読めます

歯科医院のホームページには、医院の外観や内観の写真、スタッフの写真、イラスト、フリー素材の写真など、いろいろな画像が使われています。これらの画像は、誰が撮影・作成したものかによって、使ってよい範囲や表記しなければならないことが変わります。リニューアルのたびに画像を入れ替えたり、スタッフが自分で写真を追加したりしていると、いつの間にか使用許諾の確認が曖昧なまま使われている画像が出てきやすくなります。この記事では、画像の入手先ごとに確認しておきたいポイントをまとめます。

ホームページには、いろいろな入手先の画像が使われている

歯科医院のホームページで使われる写真やイラストには、次のような入手先があります。

  • 開業時に制作会社が撮影・作成した医院の外観・内観の写真やロゴ
  • フリー素材サイトからダウンロードした写真やイラスト
  • スタッフが私用のスマートフォンで撮影した院内の写真
  • 患者さんや取引先から提供を受けた写真
  • インターネット上で見つけた画像をそのまま保存したもの

このうち、特に注意したいのが「インターネット上で見つけた画像をそのまま使う」ケースです。検索結果に出てくる画像の多くは、撮影者や権利者に無断で使うことができないものです。「他のホームページでよく見かける画像だから、きっと誰でも使えるのだろう」と思い込んでしまうことが、トラブルの元になりやすいポイントです。

また、スタッフが良かれと思って追加した画像が、後になって権利関係の確認が取れていないことに気づくケースもあります。誰が、いつ、どの画像を追加したのかを院内で分かるようにしておくことも、合わせて意識しておきたいところです。

入手先ごとに確認しておきたいこと

画像を使う前に、入手先に応じて次のような点を確認しておくと安心です。

歯科医院のホームページで写真や図を使う時に確認する3つのことを示す図。入手先、利用規約で商用利用や加工がどこまで許されているか、クレジット表記が必要かを確かめ、記録を残すことを表している
写真・図を使う前に確かめる3つのこと
入手先確認しておきたいこと
制作会社が用意した写真ホームページの契約に、画像の著作権や利用範囲がどう書かれているかを確認する
フリー素材サイト商用利用が可能か、加工してよいか、クレジット(撮影者名の表記)が必要かを利用規約で確認する
スタッフが撮影した写真院内や医療機器が写り込む場合、患者さんが写っていないかを確認する
患者さんから提供された写真ホームページに載せる目的と範囲を伝え、本人の同意を得たことを記録に残す

貴院のホームページは大丈夫?

アドレスを入れるだけで、ニュースになった弱点に当てはまりそうか・鍵マークは大丈夫かなどを約10秒で自動診断します。

症例写真・体験談に関わる内容は、別の決まりもある

治療前後を比較する症例写真や、患者さんの体験談を含む写真については、著作権の確認だけでなく、医療広告ガイドラインに関わる別の決まりがあります。これらについては、歯科医院のホームページに症例写真を載せるとき、確かめたい決まりと手順と医療広告ガイドラインと歯科医院のホームページ、表現の見直し方で詳しく取り上げていますので、著作権の確認と合わせてご覧ください。解釈に迷う点は、保健所など所管の窓口にご確認ください。

確認を忘れやすい場面

日々の運用の中では、次のような場面で確認が後回しになりやすいので、気をつけたいところです。

  1. 制作会社を変更する時それまで使っていた写真やロゴのデータを、新しい制作会社に引き渡してよいかを、元の契約内容で確認します。
  2. SNSの投稿をホームページに埋め込む時インスタグラムなど他のサービスの投稿を埋め込む場合の注意点は、インスタグラムの投稿を歯科医院のホームページに埋め込む時の注意点にまとめています。
  3. スタッフ紹介ページを更新する時退職したスタッフの写真を使い続けていないか、入職時に撮影した写真の使用について本人の同意があるかを確認します。
  4. ホームページをリニューアルする時以前のホームページで使っていた画像を、そのまま新しいホームページに流用してよいかを、元の契約や利用規約で確認します。

確認した内容は、記録に残しておく

画像の利用許諾は、口頭やメールのやり取りだけで済ませてしまうと、担当者が変わった時に分からなくなってしまいます。どの画像を、どこから、どの範囲で使う許可を得たのかを、簡単な一覧表にして残しておくと、後から見直す時に役立ちます。

ポイント

フリー素材サイトは、同じ画像でも無料プランと有料プランで利用範囲が異なることがあります。どのプランでダウンロードしたかも、合わせて記録しておくと安心です。

記録の形式は難しいものでなくて構いません。「画像のファイル名」「入手先」「利用できる範囲」「確認した日付」を一覧にした簡単な表計算ソフトのシートで十分です。担当者が変わっても、この一覧を引き継ぐようにしておけば、新しい担当者が一つひとつ確認し直す手間を減らせます。

日頃から画像の使い方を見直す

ホームページの画像は、リニューアル時だけでなく、日々のお知らせの更新でも追加されていきます。HPドクターの「AIみまもり」は、貴院のホームページを週3回(月・水・金)診断し、ホームページ全体に変化があった時だけお知らせします。気になることがあれば、AIにそのまま相談することもできます。料金は月額1,500円で、14日間は無料です。今の制作会社との契約はそのままでお使いいただけます。

ホームページ全体の状態は無料の自動診断でも確かめられます。画像の使用許諾の確認に不安がある場合は、14日間無料のAIみまもりで相談しながら進めることもできますし、まずは人に相談したい方は無料で担当者にご相談いただけます。

まずは14日間、AIに見守らせてください

今の制作会社との契約はそのままで、貴院のサイトをAIが週3回診断し、変化があった時だけお知らせします。人に相談したい方は、無料で担当者にご相談いただけます。

14日間無料で始める まずは人に相談する

よくあるご質問

フリー素材サイトの画像なら、どんな使い方をしても問題ありませんか?

サイトやプランによって利用範囲が異なります。商用利用や加工の可否、クレジット表記の必要性を、ダウンロード前に利用規約で確認してください。

開業時に制作会社が用意した写真を、今の制作会社から別の会社に移す時、使い続けてよいですか?

開業時の契約に、画像の著作権や利用範囲がどう定められているかを確認してください。契約書が見当たらない場合は、当時の制作会社に問い合わせることをおすすめします。

スタッフが私用のスマートフォンで撮影した院内の写真を、そのままホームページに使ってもよいですか?

撮影自体に問題はありませんが、患者さんが写り込んでいないか、医療機器や処方箋などが写っていないかを確認してから使用してください。

インターネットで見つけたイラストを、院内の案内チラシからそのままホームページに転用してもよいですか?

チラシ用に許可を得た画像であっても、ホームページでの使用が許可の範囲に含まれているかは別に確認が必要です。範囲が不明な場合は、新たにフリー素材などから用意することをおすすめします。

写真の著作権について判断に迷う場合、誰に相談すればよいですか?

画像の提供元や制作会社にまず確認し、判断が難しい場合は著作権に詳しい専門家に相談することをおすすめします。

この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。