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歯科医院のルール

インスタグラムの投稿を歯科医院のホームページに埋め込む時の注意点

公開 2026年10月26日 約5分で読めます

「インスタグラムで院内の様子を発信しているので、ホームページにもそのまま表示したい」というご相談をいただくことがあります。インスタグラムの投稿をホームページに埋め込む機能は手軽で便利ですが、患者さんの写り込みや、医療広告ガイドラインとの関係など、ホームページに直接写真を載せる場合と同じように気をつけたい点があります。この記事では、埋め込みを設定する前に確かめておきたいことと、表示が崩れた時の対処をまとめます。

埋め込みも「ホームページに載せる」のと同じ扱いで考える

インスタグラムの投稿をホームページに埋め込む機能は、インスタグラム側の投稿をそのまま枠の中に表示する仕組みです。投稿そのものはインスタグラム上にありますが、ホームページを見た患者さんの目には「医院のホームページに載っている内容」として映ります。そのため、埋め込んだ投稿の内容も、ホームページに直接写真を載せる場合と同じように、医療広告ガイドラインなどの考え方に沿っているかを確かめる必要があります。

インスタグラムに投稿するときは軽い気持ちで載せた写真でも、ホームページに埋め込むことで、より多くの患者さんの目に触れる場所になる、という違いを意識しておくと安心です。

また、インスタグラムのフォロワーとホームページの訪問者とでは、見ている人の層が異なることもあります。普段のフォロワー向けに気軽に投稿している内容が、初めてホームページを訪れた患者さんの目にはどう映るか、という視点で一度見直してみることをおすすめします。

埋め込む前に確かめておきたいこと

インスタグラム埋め込み前に、投稿内の患者さんの写り込みと同意、ビフォーアフターなど広告ガイドラインに触れる表現、過去の古い投稿が混ざっていないかの3点を確かめる図
埋め込み前に確かめる3つの点
確かめること注意する理由
投稿に患者さんが写り込んでいないか院内の様子を撮った写真に、同意を得ていない患者さんが写り込んでいることがあります
ビフォーアフターや体験談のような投稿が無いか医療広告ガイドラインでは、治療の体験談やビフォーアフターの写真の扱いに注意が必要です
古い投稿・削除済みの投稿が混ざっていないか埋め込みの範囲を限定しないと、院内の様子以外の個人的な投稿まで表示されることがあります

体験談やビフォーアフターの写真については、埋め込みであってもホームページに載せる体験談と同じ考え方で扱われます。表現の見直し方は医療広告ガイドラインと歯科医院のホームページ、表現の見直し方でも詳しく取り上げていますので、あわせてご確認ください。

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患者さんの写り込みへの配慮

院内のイベントや待合室の様子を撮影してインスタグラムに投稿する際は、次のような配慮があると安心です。撮影やチェックの担当を特定のスタッフに決めておくと、投稿のたびに毎回確認し直す負担も減らせます。

  • 撮影前に、写り込む可能性のある患者さんに一言断る
  • 顔がはっきり写る構図を避け、後ろ姿や手元など、個人が特定されにくい撮り方を工夫する
  • 投稿前に、院内でもう一人別のスタッフが内容を確認する
  • 患者さんから「削除してほしい」と申し出があった場合の連絡先・対応の流れを決めておく

院内ツアー動画を載せる場合も、同じように写り込みへの配慮が必要です。歯科医院のホームページに院内ツアー動画を載せる時の注意点もあわせてご覧ください。

表示が崩れた・消えた時の対処

インスタグラムの埋め込みは、インスタグラム側の仕様変更の影響を受けやすい機能です。次のような症状が出ることがあります。

  1. 表示されない・空欄になる症状に気づくホームページを開いたとき、インスタグラムの枠だけ空欄や「読み込めません」という表示になっていないかを確かめます。
  2. インスタグラム側のアカウントの状態を確かめるアカウントの設定が「非公開」に変わっていないか、投稿自体が削除されていないかを確かめます。
  3. 制作会社に埋め込みコードの更新を依頼するインスタグラム側の仕様変更で、埋め込みの設定(コード)ごと直す必要がある場合は、制作会社に依頼します。
  4. 直るまでの間、別の案内に切り替えるすぐに直せない場合は、インスタグラムへのリンクボタンに一時的に切り替えるなど、患者さんが院内の様子を見られる手段を残しておきます。

見落としやすい点

インスタグラムの投稿を削除・非公開にしても、ホームページ側の埋め込みにキャッシュ(一時的に保存された古い表示)が残り、しばらく古い内容が見えてしまうことがあります。気になる場合は制作会社に確認してください。

こうした表示の不具合は、埋め込み機能に限らず、外部サービスとの連携部分全般で起こりやすいものです。気づいた時にすぐ対応できるよう、院内の誰がホームページの見た目を定期的にチェックするかを、あらかじめ決めておくことをおすすめします。

ホームページとインスタグラム、更新の役割を分ける

インスタグラムは日々のちょっとした様子を気軽に発信するのに向いている一方、診療時間や自費診療の料金など、正確さが求められる情報はホームページ側で管理するという役割分担にしておくと、情報の食い違いを防ぎやすくなります。

ホームページとSNSを連携させる際の注意点は、LINE公式アカウントの連携についてもまとめています。あわせて歯科医院のホームページにLINE公式アカウントを連携する時の注意点もご覧ください。複数の連携を一度に見直すと、どこに何の情報を出すかが整理しやすくなります。

連携まわりの不具合も含めて見守る

インスタグラムの埋め込みのような外部サービスとの連携は、ホームページ本体とは別のタイミングで不具合が起きることがあり、気づきにくい部分でもあります。

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日々の投稿はスタッフの皆さんが担っていても、埋め込みの表示が正しく動いているかまでは、なかなか目が届きにくいものです。気づいたときにすぐ相談できる窓口を持っておくと、安心して発信を続けられます。

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よくあるご質問

インスタグラムの埋め込みに、投稿を自動で選んで表示する設定はできますか?

サービスや設定方法によって異なります。特定の投稿だけを選んで埋め込む方法と、アカウント全体の最新投稿を自動で表示する方法があり、後者は古い投稿や意図しない投稿も表示される可能性があるため、内容を定期的に確かめることをおすすめします。

インスタグラムの投稿を削除すれば、ホームページの埋め込みもすぐに消えますか?

多くの場合は反映されますが、表示の仕組みによっては一時的に古い内容が残ることがあります。気になる場合は制作会社に確認してください。

スタッフ個人のインスタグラムアカウントを埋め込んでもよいですか?

個人のアカウントには私的な投稿が混ざりやすいため、医院の公式アカウントを埋め込むことをおすすめします。

埋め込みの代わりに、画面を保存して画像として載せる方法もありますか?

画像として載せる方法もありますが、著作権や肖像権の扱いは埋め込みの場合と同様に注意が必要です。写真や図を使う際の確認事項は歯科医院のホームページ、写真や図を使う時の著作権・使用許諾の確認もご参照ください。

この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。