HPドクター歯科医院のホームページのかかりつけ医 無料で始める

更新・保守

高齢の患者さんにも読みやすい歯科医院のホームページ、文字サイズと配色の工夫

公開 2026年10月23日 約5分で読めます

貴院のホームページを開くのは、必ずしもスマートフォンの操作に慣れた方だけではありません。高齢の患者さんご本人や、通院先を調べているご家族が、診療時間や予約方法を確かめるために開くこともよくあります。文字が小さい、文字と背景の色が近くて読みにくい、ボタンが小さくて押しにくいといった作りは、せっかくの来院の機会を逃してしまう原因になります。この記事では、特別な技術がなくても確かめられる、読みやすさの工夫をまとめます。

「見た目は整っている」のに読みにくいことがある

ホームページを作る時、デザインとしてはきれいに整っていても、読みにくいと感じられる作りになっていることがあります。よくある例を挙げます。

  • 診療時間の文字が小さく、スマートフォンでは数字が読みにくい
  • 薄い色の文字を薄い色の背景に重ねていて、コントラスト(文字と背景の明るさの差)が弱い
  • 電話番号やWeb予約のボタンが小さく、指で押しにくい
  • 動く画像や自動で切り替わるスライドが多く、読みたい内容が流れてしまう
読みにくいホームページの例と、読みやすく直した例を並べた図。文字が小さくコントラストが弱い例と、文字サイズを大きくしコントラストを強めた例を比較している
同じ情報でも、文字の大きさと配色で読みやすさが変わります

こうした作りは、制作した時点では見た目が優先され、読みやすさの確認が後回しになっていることが原因で起こります。開業から時間が経ち、デザインの流行が変わっても見直されていない場合もあります。デザインの流行は数年で変わりますが、流行に合わせて文字を小さく、配色を淡くする方向に変わることも多く、結果として最初の頃より読みにくくなっていることもあります。

実際の場面で考えてみましょう。お子さんやお孫さんから「このクリニック、評判がいいみたいだよ」とホームページのアドレスを教えてもらった高齢の患者さんが、ご自身のスマートフォンで開いたとします。診療時間がどこに書かれているか分からず、文字が小さくて読み進めるのに時間がかかり、結局電話をかけて確認することになった、というのはよくある場面です。電話で確認していただけるのであれば来院にはつながりますが、電話をかけるのをためらって開くのをやめてしまう方もいらっしゃいます。

自分のスマートフォンで確かめるチェックリスト

専門的な知識がなくても、ご自身のスマートフォンやパソコンで確かめられる項目を表にまとめました。

確かめること具体的な方法直し方の例
文字の大きさ診療時間・電話番号などの大事な情報を、腕を伸ばした距離で読めるか文字サイズを大きくする、太字にする
文字と背景の色の差画面を少し離して見た時に、文字がはっきり見えるか背景色を薄く、文字色を濃くする
ボタンの大きさ電話・Web予約のボタンを指で迷わず押せるかボタンの高さ・幅を広げる
動く表示の多さ自動で切り替わる画像の説明を読み終わる前に切り替わらないか切り替わる間隔を長くする、止めるボタンをつける
文章の長さ1文が長すぎず、句読点で区切られているか短い文に分ける

特に、診療時間・電話番号・Web予約のボタンは、ホームページの中でもっとも大事な情報です。歯科医院のホームページ、月に一度の点検で見る場所チェックリストで挙げている点検と合わせて、読みやすさの確認も行うと効率的です。

文字と背景の色の差は、専門的には「コントラスト」と呼ばれますが、難しく考える必要はありません。画面を少し明るい場所に持って行って見る、あるいは画面の明るさを下げて見てみると、ふだんより文字が見えにくくなることがあります。この状態で読めるかどうかを基準にすると、多くの方にとって読みやすい作りに近づきます。薄いグレーの文字を白い背景に使っているページは、特に注意して確かめてください。

貴院のホームページは大丈夫?

アドレスを入れるだけで、ニュースになった弱点に当てはまりそうか・鍵マークは大丈夫かなどを約10秒で自動診断します。

スマートフォンの表示崩れとは別の問題として考える

「スマートフォンで表が崩れる」「文字が画面からはみ出す」といった表示の不具合は、スマートフォンで歯科医院のホームページが崩れる時の確かめ方|診療時間表や予約ボタンが見づらいで扱っている内容と重なる部分もありますが、こちらは「正しく表示されているのに読みにくい」という、デザインの作り方そのものの問題です。表示の崩れがなくても、読みやすさの確認は別に行う必要があります。

  1. 家族や知人に見てもらう高齢の家族や知人に、実際にホームページを開いて診療時間や予約方法を探してもらい、迷った箇所を聞きます。
  2. 文字を大きくする機能で確かめるスマートフォンの設定で文字を大きくした状態で開き、レイアウトが崩れずに読めるか確かめます。
  3. 音声で読み上げてもらうスマートフォンの読み上げ機能を使い、大事な情報が正しい順番で読み上げられるかを確かめます。

ポイント

読みやすさの工夫は、高齢の患者さんだけでなく、忙しい合間にスマートフォンでさっと確認する全ての患者さんにとって役立ちます。特別な配慮としてではなく、基本的な使いやすさとして考えるとよいでしょう。

直す優先順位の決め方

ホームページ全体を一度に直すのは難しいため、優先順位をつけて進めましょう。

  • 診療時間・電話番号・Web予約ボタン(患者さんが最もよく使う情報)
  • アクセス・駐車場の案内(初めて来院する方が迷いやすい情報)
  • 診療内容・料金の説明(内容を理解してから来院したい方向け)
  • 医師紹介・スタッフ紹介(必須ではないが安心材料になる情報)

文字サイズや配色の調整は、制作会社に依頼すれば比較的短い期間で直せることが多い作業です。ホームページ全体の作り直しが必要なほどの問題ではない場合がほとんどですので、制作会社からリニューアルを勧められたとき、歯科医院が作り直す前に確かめることも参考にしながら、必要な範囲だけを直す判断をしてください。

どこを直せばよいか自分では判断しづらい場合は、HPドクターにご相談ください。HPドクターのAIみまもりは、週3回(月・水・金)貴院のホームページを診断し、気になる点をAIにそのまま相談できます。人への相談も無料でご利用いただけます。月額1,500円で14日間無料でお試しいただけます。今の制作会社との契約はそのままでかまいません。

まずは14日間、AIに見守らせてください

今の制作会社との契約はそのままで、貴院のサイトをAIが週3回診断し、変化があった時だけお知らせします。人に相談したい方は、無料で担当者にご相談いただけます。

14日間無料で始める まずは人に相談する

よくあるご質問

文字を大きくすると、デザインが崩れてしまいませんか?

文字サイズの調整は、レイアウトの幅や行間とあわせて行う必要があります。制作会社に依頼する際は、崩れが出ないかスマートフォンでも確認してもらいましょう。

読みやすさの確認は、どれくらいの頻度で行えばよいですか?

ホームページの大きな変更があった時や、半年〜1年に一度を目安に確認すると、流行のデザインに合わせて読みにくくなっていないかに気づけます。

動く画像(スライド)は、使わないほうがよいですか?

使うこと自体は問題ありませんが、切り替わる速さや、自動で止める操作ができるかを確かめてください。読みたい内容が流れてしまわないようにすることが大切です。

音声読み上げ機能で確認する時、何に注目すればよいですか?

診療時間や電話番号などの大事な情報が、正しい順番で、意味の通る文章として読み上げられるかを確認してください。画像だけで情報を伝えている場合、読み上げられないことがあります。

この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。