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セキュリティ・弱点

歯科医院のホームページ、スタッフ紹介や院内写真に患者さんが映り込まないようにする注意点

公開 2026年11月3日 約5分で読めます

スタッフ紹介のページや、院内の雰囲気を伝えるページに使う写真を撮影する時、待合室や受付の背景に、来院中の患者さんが映り込んでしまうことがあります。本人が映っていることに気づかず公開してしまうと、後から削除を求められることもあります。撮影の時に気をつけたい点と、公開前の確認手順をまとめました。

院内写真に患者さんが映り込んでしまう場面

歯科医院のホームページでは、スタッフ紹介のページや「院内の様子」を伝えるページに、受付・待合室・診療室の写真を使うことが多くあります。これらの写真は、来院を検討している方に医院の雰囲気を伝える役割があり、ホームページの中でも見られやすいページです。

一方で、診療時間中に撮影すると、待合室で順番を待っている患者さんや、受付で会計をしている方が、背景にそのまま映り込んでしまうことがあります。顔がはっきり写っていなくても、服装や座っている位置、付き添いの方の様子などから、本人や周囲の人が「あの人では」と気づいてしまう場合もあります。歯科医院に来院したという事実自体が、本人にとっては人に知られたくない情報になり得る点にも注意が必要です。

撮影した本人は気づかなくても、後から患者さんやご家族から「写真に自分が映っている」と連絡が来ることもあります。公開前に確認する手順を決めておくことで、こうした行き違いを防ぎやすくなります。

特に歯科医院の待合室は、受付のカウンターと椅子が近い作りになっていることが多く、写真の背景に受付でのやり取りや、順番を待つ患者さんの様子がそのまま写り込みやすい環境でもあります。スタッフ紹介の写真を撮る時にスタッフ自身が意識していても、背景にまで気を配る余裕がないことも少なくありません。

撮影のタイミングを工夫する

最も確実な対策は、患者さんがいない時間帯に撮影することです。診療時間の前後や休診日を使えば、背景に人が映り込む心配がなくなります。

撮影のタイミング映り込みのリスク向いている写真
診療開始前・休診日低い(患者さんがいない)待合室・受付・診療室全体の様子
診療中(患者さんの合間)中(短時間だが映り込みの可能性あり)スタッフの作業風景のアップ
診療中(来院患者が多い時間)高い撮影を避けた方がよい

スタッフの作業風景を自然な雰囲気で撮りたい場合は、患者さん役をスタッフ同士で務めてもらう方法もあります。実際の診療の様子に見せたい場合でも、本物の患者さんを写さずに表現できます。

撮影時に気をつけたいこと

診療時間の合間にどうしても撮影が必要な場合は、次の点に気をつけると、映り込みを防ぎやすくなります。

  1. 待合室に人がいないことを確認してから撮る受付のスタッフに声をかけてもらい、待合室が空いている時間を見てから撮影します。
  2. 窓や鏡に人影が映っていないか確認するガラスや鏡に、別の場所にいる患者さんが映り込んでいないかも確認します。
  3. 名前や予約票が写っていないか確認する受付カウンターに置かれた予約票やカルテに、患者さんの名前が写っていないか確認します。
  4. 撮影後にその場で画面を確認する撮影したその場でカメラの画面を確認し、気になる写り込みがあれば撮り直します。

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公開前のチェックと、スタッフ自身の写真の扱い

撮影した写真をホームページに使う前に、ホームページの担当者とは別の人にも一度見てもらうと、見落としを減らせます。撮影した本人は背景まで気にしていないことが多いため、第三者の目を入れることが有効です。

院内写真を公開する前に、撮影者とは別の担当者が背景や映り込みを確認し、問題があれば撮り直すという流れを示す図
撮影から公開までの確認の流れ

スタッフ紹介のページに使うスタッフ自身の写真についても、本人の同意を得てから掲載するようにしてください。スタッフ紹介ページの更新については、院長が交代する時に書き換える場所の一覧でも、院内の写真や紹介文を見直す場面を取り上げています。

後から削除を求められた時の対応

公開した写真について、患者さんから「自分が映っているので削除してほしい」と連絡を受けることもあります。この場合は、速やかに写真を差し替えるか削除する対応が基本になります。

  • 連絡を受けたページをすぐに確認し、該当する写真を特定する
  • 公開を止める、または別の写真に差し替える
  • ホームページの制作・更新を依頼している制作会社に対応を依頼する
  • 同じような写真が他のページにも使われていないか確認する

治療前後の症例写真の掲載には別の注意点もあり、院内写真や症例写真を使う時のルールで詳しく取り上げていますので、合わせてご確認ください。

日頃の運用で気をつけること

院内写真の撮影は、ホームページを作る時だけでなく、リニューアルやスタッフ紹介の更新のたびに発生します。撮影前に「患者さんがいない時間に撮る」「公開前に第三者が確認する」というルールを院内で決めておけば、担当者が変わっても同じ基準で対応できます。今のホームページに映り込みが気になる写真が残っていないかは、無料の自動診断でページの構成を確認するきっかけにもなります。

一度公開してしまった写真は、ホームページを見に来た人がすでに保存している可能性もあるため、「削除すればすべて解決する」とは言い切れません。だからこそ、公開する前の確認を徹底しておくことが、何よりも確実な対策になります。撮影のたびに毎回同じ手順を踏むのは手間に感じるかもしれませんが、院内でルールとして定着させておけば、担当者が変わっても同じ基準で対応できるようになります。

過去に公開した写真を見直したい場合や、どこまで確認すればよいか迷う場合は、専門家にご相談ください。HPドクターでは、今の制作会社との契約はそのままで、AIがホームページを週3回診断し、変化があった時だけお知らせするAI相談プランを14日間無料でお試しいただけます。人に相談したい方は、無料でご相談いただけます。

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よくあるご質問

患者さんの顔が写っていなければ、公開しても問題ありませんか?

顔がはっきり写っていなくても、服装や位置、周囲の様子から本人と分かる場合があります。顔が写っていないことだけを基準にせず、全体の見え方を確認してください。

撮影はいつ行うのが一番安全ですか?

診療開始前や休診日など、患者さんがいない時間帯に撮影するのが最も確実です。

どうしても診療中に撮影する必要がある場合はどうすればよいですか?

待合室に人がいないことを確認し、撮影直後にその場で画面を確認して、気になる写り込みがあれば撮り直してください。

スタッフ本人の写真にも同意は必要ですか?

必要です。スタッフ紹介ページに使う写真についても、本人の同意を得てから掲載するようにしてください。

公開後に患者さんから削除を求められた場合、どのくらい早く対応すべきですか?

できるだけ速やかに対応するのが基本です。該当するページを確認し、公開を止めるか別の写真に差し替えてください。

この記事は、歯科医院のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。